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シャープ(日本の主要電機・家電メーカー)は、家庭内の家電製品や外部サービスを横断的にデータ連携させ、ユーザーの生活習慣に寄り添う統合AIサービス「NIAH(ニア)」を発表しました。2026年9月30日よりスマートフォンアプリを通じてサービスを開始します。

家電製品の高度化に伴い、調理家電に2000種類以上のレシピ、洗濯機に60種類以上のコースが搭載される一方で、操作が複雑化しユーザーが機能を活かしきれない課題がありました。NIAHは生成AIと対話インターフェースを活用し、機能名を覚えることなく自然な言葉で家電の設定や家事の段取りを一元管理できるようにします。
サービス発表に合わせて、NIAHにネイティブ対応したプラズマクラスター加湿空気清浄機2機種「KI-WX100」「KI-WX75」が9月1日に発売されました。生活リズムや関心事項をもとに、空気ケアのアドバイスを1日3回本体から音声で通知する機能を備えます。
NIAHの利用プランは月間の会話回数に応じた体系となっています。
| プラン | 月間会話回数 | 備考 |
|---|---|---|
| フリー | 30回/月 | 無料 |
| ノーマル | 300回/月 | 対象家電の所有者は利用開始から6カ月間無料トライアル |
| プレミアム | 600回/月 | 有料プラン |
| ゴールド | 1200回/月 | 有料プラン(最上位) |
既存の「COCORO HOME」アプリのトーク機能は9月30日にNIAHへ統合され、ヘルシオの音声対話「クックトーク」も2027年に統合される予定です。
日本の家電メーカー各社がスマートホーム展開を模索する中、シャープは累積出荷1000万台を超えるAIoT家電のデータ基盤と生成AIを組み合わせることで、単なるリモコンの代替にとどまらない「生活の文脈を理解するエージェント」へと昇華させようとしています。他社製機器や住宅・介護などオープンな外部連携をどこまで拡大できるかが、スマートホームプラットフォームとしての成否を握るとみられます。
引用元:岩井 健太