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米Microsoftは2026年9月1日、Azure環境におけるインフラの耐障害性(レジリエンス)向上を自動化する「Resiliency Agent in Azure Copilot」のパブリックプレビューを開始しました。自然言語による対話を通じて、ゾーン冗長構成のIaCテンプレート生成から既存リソースの脆弱性検出、是正スクリプトの作成までをワンストップで支援します。
Resiliency Agentは、「Azure Infrastructure Resiliency Manager」の対話型アクション層として機能します。アベイラビリティゾーン、Azure Backup、Azure Site Recovery、ヘルスモデルなどの監視シグナルを統合し、ワークロードに応じた実行可能なガイダンスを提供します。
本エージェントは耐障害性管理の3段階(Start Resilient・Get Resilient・Stay Resilient)のうち、主に設計時と運用中の是正を担う2つのフェーズに対応しています。
現時点のパブリックプレビューでは、Azure Infrastructure Resiliency Managerが対応するリソース群にスクリプト生成範囲が限定されています。また、マルチユーザー認証や一部のAzure Site Recovery連携など高度な設定については手動手順の案内にとどまります。今後はリカバリオーケストレーションやゾーン障害訓練をエージェント上で完結させる「Stay Resilient」機能や、IDE・CI/CDパイプラインとの統合が予定されています。
従来、クラウドインフラの可用性監査やゾーン冗長化の設計変更は、複数ツールの巡回や手作業でのIaC修正が必要であり、運用負荷の高さが課題でした。自然言語指示によって耐障害性コードを自動生成・監査できるエージェントの登場は、インフラ障害リスクを未然に防ぎ、SREチームの運用効率を大きく高めると期待されます。