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米Google Research(Googleの研究開発部門)は2026年9月1日、複数系統の時系列データを組み合わせて将来の数値を高精度に予測する基盤モデル「TimesFM-3(Googleが開発した時系列予測向けファウンデーションモデルの第3世代)」を発表・公開した。

時系列予測は、過去の売上実績やサーバーアクセス数から将来の数値を推計する技術である。従来のTimesFMは主に単一の時系列データ(単変量)を扱っていたが、TimesFM-3では気象情報や客足、プロモーション計画など複数要因を同時に考慮する「多変量予測(Multivariate forecasting)」に正式対応した。
モデルの主な仕様と特徴は以下のとおりである。
TimesFM-3のソースコードはApache License 2.0の下でGitHubに公開され、PyTorch向けモデルウェイトはHugging Faceにて非商用ライセンスで配布されている。さらにGoogleは、今後数週間以内に自社のデータ分析基盤「BigQuery」へTimesFM-3を統合し、エンタープライズ顧客がSQLから直接時系列予測を実行できるようにする方針を示している。
自然言語や画像分野で先行したファウンデーションモデルの潮流が、業務データの根幹である時系列解析にも本格的に波及した。追加学習なしで複数変数の相関を捉えるゼロショット時系列モデルの登場は、小売りの需要予測やインフラの負荷管理におけるAI導入ハードルを劇的に下げるマイルストーンとなる。
引用元:GIGAZINE