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米OpenAI(ChatGPTやフロンティアAIモデルを開発する米AI企業)が、自社の次世代AIインフラ(Project Camelliaなど)に必要となるギガワット級の電力を安定確保するため、社内に専門の「電力トレーディングデスク」を新設したことが報じられた。
フロンティアAIモデルのトレーニングや推論インフラの運用には、数都市分に匹敵する膨大な電力が不可欠となっている。OpenAIは従来のようにクラウド事業者任せにするのではなく、自社主導で電力市場に直接関与する体制を構築している。
最先端半導体の確保と並び、電力網への系統接続の遅れや電力料金の高騰が、メガAIデータセンター建設の最大の制約要因となっている。社内トレーディングデスクの設置により、電力価格のボラティリティ(変動リスク)をヘッジし、安定的な電源供給を確保する狙いがある。
巨大テック企業が自ら電力市場の取引主体となる動きは、AI産業がエネルギー市場に及ぼす影響力の大きさを象徴している。安定したクリーン電力の確保はAIフロンティア競争の勝敗を左右する決定的な要素となっており、今後はエネルギーインフラを巻き込んだ包括的な資本・技術戦略が加速する。
引用元:Capacity