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米OpenAIは2026年8月26日、米国の K-12(幼稚園から高校卒業までの初等・中等教育の総称) 教員向け無料プログラム「ChatGPT for Teachers」の提供範囲を大幅に拡大し、新たに20州の55学区(school systems)に所属する教員および学校スタッフ10万人以上へ提供を開始したと発表しました。
2025年11月に立ち上げられた本プログラムは、今回の拡大によって全米30州の100以上のK-12教育組織、計30万人以上の教育関係者に対して無料アクセスと研修を提供する規模へと成長しています。
OpenAIの公式発表および報道によると、本プログラムの主な内容は以下の通りです。
OpenAIが同時に公開したレポート「Learning never stops」では、ChatGPTが教室外での学習を補完する実態が報告されています。
一方で、本プログラムの無料提供対象は現時点で米国の公認教育機関に限られており、日本を含む米国外の教育機関への展開時期や利用条件については未確認のままとなっています。
教育向けAIの分野では、競合のAnthropicも2026年7月に教員向けClaude無料提供プログラムを開始するなど、プラットフォーム各社による教育現場の囲い込みが進んでいます。
教育現場での生成AI活用は教員の業務負担軽減や個別指導の充実に寄与する一方、生徒のデータ保護や学習の自立性を損なわないガイドラインの遵守が不可欠です。OpenAIが提示した共通プライバシー枠組みが、教育分野での責任あるAI普及の試金石になるとみられます。