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Googleは2026年8月27日、エネルギー産業向けAIソリューションに特化したスタートアップ育成プログラム「Google for Startups Accelerator: Energy & AI」において、北米および欧州から合計28社を選定したと発表しました。AIを活用した電力網(グリッド)の近代化、データセンターの省エネルギー化、再生可能エネルギーの運用効率化などを推進する企業が対象となります。

選定された28社は、北米12社と欧州16社で構成されています。GoogleのAIおよびエネルギー専門家による技術メンターシップに加え、Googleのデジタルツールやクラウド技術へのアクセスが提供されます。

主な採択企業の取り組み分野は以下の通りです。
| 分野 | 主な採択企業 | 技術概要 |
|---|---|---|
| データセンター・大口需要家連携 | Camus Energy, Felix Fusion, Nyquis, Zendo Energy | データセンターと地域エネルギー網を迅速・柔軟に接続し、計算性能と電力消費を最適化 |
| 太陽光・クリーンテック建設 | Cosmic Robotics, Swish Solar, EasySolar AI | 太陽光発電所建設の自律重機開発や自動見積もり・設計ソフトウェア |
| 電力網最適化・需給調整 | Anode, Deepgrid, Grid Status, Optiwatt, SMPNet | マイクログリッドのAI制御、EV充電需要の調整、仮想発電所(VPP)による送配電網の安定化 |
| インフラ点検・風力保守 | Hylight, Nomadic, Reblade ApS, Werover | 水素ドローンや音響モニタリングによる送電線・風力タービンブレードの迅速な補修・点検 |
| 次世代エネルギー探査・地熱 | Dig Energy, Hestia Energy, EH Group | モジュール式掘削技術による地熱利用や天然水素(Geologic Hydrogen)の探査 |
大規模AIモデルの学習や推論に伴い、世界的にデータセンターの消費電力と送電網への負荷が急速に増大しています。Google自身もデータセンターにおける需要応答(デマンドレスポンス)機能や新規蓄電技術の導入を進めており、今回のアクセラレータ採択企業との協業を通じて、自社インフラの拡張と持続可能な電力供給網の両立を図る狙いがあります。
日本の電力・エネルギー業界においてもAIデータセンター新設に伴う電力確保が喫緊の課題となっており、欧米で先行するAI×エネルギー最適化技術の動向は注目されます。
引用元:Google