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米AIスタートアップの Anthropic(安全性重視のAIモデルClaudeを開発する米スタートアップ) が、企業評価額2兆ドル規模での新規株式公開(IPO(未上場企業が新規に株式を公開して証券取引所に上場すること))と1000億ドル以上の資金調達を検討していることが、米メディアの報道で明らかになりました。実現すれば、2026年6月に米 SpaceX(イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業) が記録した評価額1.77兆ドル・調達額857億ドルを上回り、史上最大のIPO案件となる見込みです。

Anthropicは2026年6月に非公開でIPO申請を行っており、数週間以内に目論見書を公開し、2026年秋の株式上場を目指していると報じられています。
| 比較項目 | Anthropic(計画) | SpaceX(2026年6月上場) | Anthropic(2026年6月ラウンド) |
|---|---|---|---|
| 企業評価額 | 2兆ドル | 1.77兆ドル | 9650億ドル |
| 調達資金額 | 1000億ドル超 | 857億ドル | - |
| 主力製品/牽引要因 | Claude Code、年間予測売上470億ドル | 宇宙輸送・Starlink | Claudeシリーズ |
評価額が2兆ドルを超過する企業は、Apple、Microsoft、NVIDIAなど世界でも限られた巨大企業のみです。また、競合であるOpenAIが2027年の上場を模索しているのに対し、Anthropicが先行して市場参入を果たす可能性があります。
Anthropicは急増する計算需要に対応するため、ハードウェアの内製化を急ピッチで進めています。
編集部注: 生成AIの開発・運用には天文学的な計算資源と電力が必要であり、フロンティアAIモデルを開発する企業は巨額の資本調達を迫られています。Anthropicが上場により1000億ドル超を確保し独自シリコン開発を本格化させれば、外部サプライチェーンへの依存を低減し、AI開発競争において優位性を確立する契機になるとみられます。
引用元:台北時報