AI関連の最新ニュースをピックアップ
Liquid AI(エッジ向け高効率基盤モデルを開発する米AIスタートアップ)は、量子化認識蒸留(QAD)を用いた「LFM2.5(Liquid AIが開発する次世代エッジ向け高効率言語モデル)」の4ビットGGUFモデルを公開した。
通常の事後量子化では精度低下が避けられないが、QAD技術により4ビット(Q4_0)化しながらも元モデル(BF16)の約97%の精度を維持することに成功した。
LFM2.5-230M、350M、1.2B-Instruct、2.6Bの4種類が提供され、スマートフォンや組み込み機器での高速動作を可能にする。
| モデル名 | パラメータ数 | 主な特徴・用途 |
|---|---|---|
| LFM2.5-230M Q4_0 | 2.3億 | 極小フットプリント・IoT機器向け超軽量推論 |
| LFM2.5-350M Q4_0 | 3.5億 | モバイル端末での高速テキスト処理 |
| LFM2.5-1.2B-Instruct Q4_0 | 12億 | 指示追従型・オンデバイスアシスタント |
| LFM2.5-2.6B Q4_0 | 26億 | 高度な推論とローカル対話のバランス型 |
メモリ制約の厳しいエッジ機器でも実用的なAI推論をローカル実行できるため、国内のIoT・モバイルアプリ開発者にとって有力な選択肢となる。
クラウドを介さないエッジ推論への需要が高まる中、蒸留と量子化を組み合わせたモデル圧縮技術がオンデバイスAI普及の原動力となっている。

Liquid AI
LFM2.5 Q4_0: Quantization-Aware Distillation for Edge Deployment
LFM2.5 Q4_0 GGUF checkpoints trained with Quantization Aware Distillation (QAD), recovering up to 97% of BF16 accuracy for faster edge deployment.
https://www.liquid.ai/blog/qad

GIGAZINE
スマホで動く小型AIモデル「LFM2.5」に省メモリ化を施しつつ性能低下を抑えたQAD版が登場
AI企業のLiquid AIはノートPCやスマートフォンといった低スペックなデバイスでも実行できる小型AIモデルとしてLFM2.5シリーズを展開しています。新たにLFM2.5シリーズに量子化認識蒸留(QAD)という省メモリ化しつつ性能低下を抑える技術を適用したバージョンがオープンモデルとして公開されました。
https://gigazine.net/news/20260820-lfm2-5-qad