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フランスのAIスタートアップMistral AI(オープンモデルと企業向けAIを開発する仏AI企業)は、複雑な社内文書を自律探索する「Agentic Search(自律エージェントが多段階で文書を探索・検証する検索機能)」を発表した。
単一のキーワード検索や単純なベクトル検索とは異なり、AIエージェントが自律的にドキュメント内を複数ステップで探索し、相互参照を行って回答の根拠を検証する。
開発者向けツール「Mistral Search Toolkit」および開発プラットフォーム「Mistral Studio」で利用可能となった。
| 検索方式 | 従来の単純RAG | Mistral Agentic Search |
|---|---|---|
| 検索ステップ | 単一クエリによる1回取得 | エージェントによる多段階自律探索 |
| 文書理解 | 断片的なテキストチャンク | 複数ドキュメント間の相互参照・文脈統合 |
| 根拠検証 | 類似度スコア依存 | 回答生成前の能動的な根拠検証 |
| 対象データ | 短文・定型文書 | 複雑な契約書、マニュアル、財務諸表 |
膨大な社内規程や技術マニュアルを持つ国内企業において、検索精度の劇的な向上が期待できる。日本語長文ドキュメントに対する検索パフォーマンスの検証結果が待たれる。
ナレッジマネジメントが単なるキーワードマッチから、AIが能動的に調査・要約するエージェント型検索へとシフトしていることを裏付ける発表である。
引用元:Mistral AI