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AppleがVR開発専任チームの従業員少なくとも60名を削減し、開発リソースをAIスマートグラスへシフトしていることが明らかになった。

報道によると、AppleはVR開発チームおよびVision Products Group(Apple Vision Proおよび空間計算ハードウェアの開発部門)に関連する人員少なくとも60名をレイオフした。同社は公式なコメントを出していない。
かつて同部門を率いたMike Rockwell氏はすでにSiri刷新の責任者に就任しており、組織はハードウェア・ソフトウェアの各本部に再編されている。一方で、製品マーケティングを統括するSteve Sinclair氏らは空間コンピューティングへの継続投資を表明している。
Appleの優先順位は、高価格な密閉型ヘッドセットから、日常的に装着可能なAIスマートグラスへと移行しているとみられる。
| 開発分野 | Apple Vision Pro | 次世代AIスマートグラス(計画) |
|---|---|---|
| フォームファクタ | 大型密閉型空間ヘッドセット | 軽量メガネ型ウェアラブル |
| 主な入出力 | 4KマイクロOLED・視線追跡 | カメラ・音声マイク・スピーカー |
| AI機能 | 空間コンピューティング・視線入力 | Siri AI・Visual Intelligence(カメラ映像をリアルタイム解析するAppleの視覚AI機能) |
| 発表・投入予定 | 発売済み(3,699ドル〜) | WWDC 2027発表・同年後半発売予定 |
日本国内でもVision Proは法人向けや一部クリエイターに導入されているが、3,699ドル(国内価格約60万円超)という高価格帯が普及の障壁となっていた。AIグラスへのシフトは一般消費者への普及を早める可能性がある。ただし、プライバシー配慮に伴う製品仕様の最終確定時期は未確認である。
Metaのスマートグラスが先行する中、Appleもハードウェアの主戦場をAIエージェントと連動する軽量メガネ型へ移しつつある。Vision Proで培った空間認識技術や音声AIをメガネ型端末に凝縮することで、次世代のパーソナルAI体験を構築する狙いがあるとみられる。
引用元:9to5Mac | AppleInsider