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Alibaba Cloud(Alibabaグループのクラウドコンピューティング部門)は、韓国市場におけるクラウドおよびAIインフラの需要急増に対応するため、韓国内で3拠点目となるデータセンターを開設した。
今回の新拠点開設は、Alibabaがグローバルで進めている総額530億米ドル(約8兆円規模)のAIインフラ投資計画およびクラウド拡張戦略の一環である。
Alibaba Cloudはアジア太平洋地域においてデータセンター網を急速に拡張しており、今回の韓国第3データセンターの稼働により、現地企業に対する低遅延なクラウド接続と、強固なデータレジデンシー(韓国内でのデータ保持要件)への準拠を提供する。
Alibaba Cloudは日本、韓国、東南アジアなどで相次いで計算資源の拡充を進めている。
| 地域・拠点 | 展開状況 | 主な提供価値 |
|---|---|---|
| 韓国(第3拠点) | 今回新設 | 韓国内のデータ主権準拠・AI処理の低遅延化 |
| 日本(東京等) | 既存複数ゾーン運用 | 日本企業向けエンタープライズクラウド・Qwen連携 |
| 東南アジア各地域 | 拡張継続中 | 地域横断のハイブリッドクラウド基盤 |
日本企業にとっても、韓国拠点の増強は東アジア全域でのマルチリージョン冗長構成やディザスタリカバリ(災害復旧)の選択肢を広げる意味を持つ。特に東アジア地域で国境をまたぐサービスを展開する事業者にとって、Alibaba Cloudの広域インフラを活用した安定稼働が期待できる。
米中大手テック企業によるアジア太平洋地域でのデータセンター投資は激化の一途をたどっている。生成AIモデルの学習および推論需要に対応するため、各社は電力供給や冷却インフラに優れた立地の確保を急いでいる。Alibaba Cloudによる韓国インフラの追加投資は、韓国現地のAIスタートアップや製造業のクラウド需要を取り込み、AWSやMicrosoft Azureに対抗する足場を固める狙いがあるとみられる。
引用元:The Tech Capital