AI関連の最新ニュースをピックアップ
Microsoft(米国世界最大手のソフトウェア・クラウド企業)のAI研究部門(Microsoft AI)は、最新のフラグシップ画像生成モデル「MAI-Image-2.6」を正式発表・公開した。
第三者機関によるブラインド評価プラットフォームであるLMSYS Artificial Analysis Arena(ユーザーの比較投票によってAIモデルの性能をランキング化するベンチマークサイト)の画像生成部門において、「MAI-Image-2.6」はGoogleのImagen 3やMetaのImagine、xAIのGrok Imageモデルらを抑え、総合順位で世界第2位のハイスコアを獲得した。
複雑なテキストプロンプトに対する忠実な理解力と、光の反射・人物の皮膚テクスチャといったフォトリアリスティックな描画能力が高く評価されている。
| モデル名 | 開放元・ベンダー | Arenaスコアランク | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Midjourney v7 | Midjourney | 第1位 | 芸術的表現力・構図 |
| MAI-Image-2.6 | Microsoft | 第2位 | テキスト描画・フォトレアル・高速生成 |
| Imagen 3 | 第3位 | 多彩なスタイルの描き分け | |
| Grok Imagine | SpaceXAI | 第4位 | エッジの利いた画像表現 |
MAI-Image-2.6の最大のブレイクスルーは、画像内に正確な文字(タイポグラフィ)を描き出す能力の向上である。従来の画像生成モデルが苦手としていた「ポスター画像の中の英単語」や「看板の文字列」を崩さずに正しく出力できる。
さらに、日本語や中国語などの非アルファベット文字の描画サポートも強化され、デザイン制作や広告クリエイティブ作成の現場での実用性が飛躍的に高まった。
MAI-Image-2.6は、Microsoft Designer、Copilot Pro、およびAzure OpenAI Serviceを通じて本日より順次全世界のユーザーへ提供開始される。
編集部注: これまで画像生成分野ではMidjourneyやFLUXなどの専業ベンダーが先行していたが、Microsoftが自社モデルで追撃し第2位へ躍り出たことは、大手の基礎研究力の底力を示している。ポスターやプレゼン資料の自動作成において大きな強力な武器となるだろう。
引用元:Microsoft AI