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Anthropic(AI安全性の研究とモデル開発を行う米国企業) は、Web版 Claude Code(Anthropicが提供するエージェント型AIコーディングツール) 向けに自社管理のインフラ上でセッションを実行できる「セルフホステッド環境(Self-Hosted Runner)」のパブリックベータ提供を開始した。本機能はTeamプランおよびEnterpriseプランの組織を対象としている。
従来のクラウドセッションはAnthropic管理のインフラ上で実行されていたが、セルフホスト環境を導入することで、セッション実行部(コードチェックアウトやビルド)をユーザー自身の社内ネットワーク内(AWS EC2など)に移管できる。
セルフホスト環境の導入により、以下のメリットが得られる。
| 区分 | ユーザー管理(セルフホスト側) | Anthropic管理(クラウド側) |
|---|---|---|
| 制御対象 | セッション実行プロセス、社内ネットワーク、ランナーの運用 | コントロールプレーン、セッションキューイング、Web UI |
| 保持データ | リポジトリコード、ビルド成果物、ローカルファイル | 対話ログ、プロンプト、モデル推論(api.anthropic.comへ送信) |
CLI上で claude self-hosted-runner コマンドを使用して環境シークレットを設定し、ランナーを登録することで運用を開始できる。Git認証には --use-anthropic-git-proxy を指定するなどの柔軟なオプションが用意されている。
なお、ランナーの運用やイメージの維持保守コストはユーザー側が負担する必要がある。セキュアな社内環境と高度なコーディング支援を両立させたい組織にとって有用な選択肢となる。
引用元:DevelopersIO