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Anthropicは2026年8月7日、自社専用のAIプロセッサ(ASIC)を独自設計する「カスタムシリコンチーム(Anthropicが自社専用AIプロセッサ開発のために新設した専門部門)」を立ち上げたことを正式に認めた。
チームの技術的リーダーには、OpenAIの半導体開発計画で中心的な役割を果たした技術者クライブ・チャン(Clive Chan)氏が就任した。評価額約154兆円を超えるAnthropicは、Google(TPU)やAmazon(Trainium)、OpenAIに続く形で独自チップ開発に本格参入する。
ただし、既存のNVIDIA製GPUやAMD製アクセラレータ、AWSおよびGoogle Cloudのインフラ利用も今後継続して並行運用する計画である。
独自チップの導入により、長期的にはClaude APIの計算コスト削減や推論処理の高速化が期待される。日本のエンタープライズ顧客にとっても、コストパフォーマンスに優れたAIモデルの安定供給につながるメリットがある。
AI学習・推論コストの爆発的増加に伴い、ハイパースケーラーやAIベンダーが自社半導体を手掛ける流れが決定づけられた。NVIDIA依存からの脱却と、ハード・ソフト統合による効率化競争が加速している。