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Appleがベータテスト中のiOS 27で、メッセージ(Messages)アプリに会話内容から自動でリマインダーやメモを作成できる新機能「ワンタップ提案(one-tap suggestions)」を搭載した。米メディア9to5Macが2026年8月5日、ベータ版での実際の使用感を報じた。あらかじめ何かを入力・検索する手間なく、メッセージのやり取りから直接タスクを片付けられるようになる点が特徴だ。
Apple自身も公式サイトのApple Intelligence特集ページで、この機能を次のように説明している(原文引用)。
Messages offers one-tap suggestions based on the context of users' conversations, making it easier than ever to get things done, such as creating a reminder or a note. For example, if someone asks for photos, Messages can also help users find the right ones, recognizing keywords, locations, and people in their library to find the best options.
日本語で要約すると、メッセージの会話内容を解析し、リマインダーやメモの作成、写真の検索といった作業をワンタップで実行できるようにする機能だ。処理はApple Intelligenceのオンデバイス処理(データを外部サーバーに送らず端末上でAI処理する方式)によって行われ、会話データを外部に送信せずに端末内で解析される。
9to5Macの記者は、妻から「CVSで処方薬を受け取ってきて」というメッセージを受け取った際、アプリが自動で「Pick up prescriptions(処方薬を受け取る)」という件名のリマインダーを提案し、依頼内容の詳細をメモ欄に自動で書き込んだ具体例を紹介している。記者は「リマインダーやメモの作成で使う場面が最も多いが、写真検索にも便利」と評価した。
なお、iOS 27のMessagesにはこのほかにも複数の新機能・改善が追加されており、9to5Macは7月23日の別記事で詳しく報じている。今回のワンタップ提案機能は、その中でも同記者が「iOS 27のMessagesで最も良い新機能」として取り上げたものだ。
今回のraw記事は、ベータ版を使った9to5Macの体験レポートであり、iOS 27の一般公開時期や、この機能の対応言語・対応地域(日本語環境での動作を含む)については記載がない。Apple Intelligenceは地域・言語によって展開時期が異なってきた実績があるため、日本での提供時期や日本語での動作精度は現時点で不明だ。
Apple Intelligenceは他社が競うように「AI」を前面に押し出す中、Appleが機能名に「AI」を掲げずに実務的な便利機能として提供している点が特徴的だ。9to5Macの記者も「AIのためのAIではない」と評しており、編集部注: オンデバイス処理を軸にした地味だが実用的な機能拡張が、Apple Intelligence全体の評価を左右する試金石になり得るとみられる。ただしこれは9to5Macの1人の記者による体験に基づく評価であり、より広い利用者層での使用感や日本語環境での挙動は、正式リリース後の検証を待つ必要がある。
引用元:9to5Mac