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米AppleInsiderは2026年8月5日、Appleが開発中とみられるHomePod mini後継機について、想定されるアップデート内容をまとめた観測記事を掲載した。Apple自身の公式発表ではなく同メディアの取材・分析に基づく予想だが、新型チップの採用によってSiri AI(Apple Intelligenceと連携する強化版Siri)やApple Intelligence(Appleの生成AI機能群)へようやく対応する可能性が示されており、HomePod miniの利用者や購入を検討している読者にとって参考になる内容となっている。
現行のHomePod miniは2020年の発売以降、カラー展開の追加以外に大きな変更を受けていない。AppleInsiderは、Siriの大型アップデートが2025年春に予定されながら延期された経緯を過去の報道で伝えており、その影響でHomePod miniの後継機についても発売が見送られてきたと指摘している。今回Siriのアップデートが実現したことで、後継機を投入できる状況が整ったという見立てだ。
AppleInsiderが挙げる後継機の変更点は、外装ではなく内部のチップが中心になるとみられる。
| 部品 | 現行HomePod mini | 想定される後継機 |
|---|---|---|
| 無線チップ | 第1世代U1 | 第2世代U1チップ(Appleの超広帯域無線(UWB)チップ。周辺機器の距離・位置を検出する) |
| 通信チップ | 非搭載 | 自社設計N1チップ(Wi-Fi・Bluetooth・Threadに対応するApple自社設計の通信チップ)(Wi-Fi 7、Bluetooth 6、Thread対応) |
| メインチップ(SIP) | S5 | S9またはS10 |
第2世代U1チップは検出精度と範囲が向上し、iPhoneとのハンドオフ体験の改善や、近くにいるiPhoneを検出して在室者を判別する機能につながる可能性があるとAppleInsiderは分析している。S5からS9またはS10への刷新は処理性能そのものの大幅な向上が目的というより、Apple IntelligenceおよびSiri AIをHomePod miniで動かすために必要な世代交代とみられる。なお同記事によれば、S9とS10はコア構成・性能がほぼ同一で、違いはS10が10%薄いパッケージである点のみで、これは薄型化が重視されるApple Watchでの採用に向いた差異だという。
AppleInsiderは、後継機の外観はベースボール大の球体デザインとタッチ対応の天面を含め、現行モデルとほぼ同じになると予想している。一部モデルで報告されている誤タッチ(ゴーストタッチ)問題への対応や新色追加の可能性にも触れているが、これらは同メディアの推測であり、Appleからの公式情報ではない。記事執筆者は個人の好みとして「セージグリーン」の新色を挙げているが、これはリーク情報ではなく執筆者自身の願望として書かれている点に注意が必要だ。オーディオ品質についても、新SIPの処理性能向上に伴い音質やEQ調整機能が改善する可能性があるとされるが、具体的な仕様は示されていない。
編集部注: 今回の記事はAppleInsiderによる分析・予想記事であり、Apple自身が新型HomePod miniの存在や仕様を公表したわけではない。ただし、Siriのアップデートが実現したという前提が事実であれば、Apple Intelligence対応スピーカーを投入する土台は整ったとみられ、時期としては合理的に見える。日本の利用者にとっては、Apple Home経由のスマートホーム操作にSiriの応答精度向上が反映されるかどうかが今後の注目点になりそうだ。発売時期・価格・日本での取り扱いについては、Apple公式発表を待つ必要がある。
引用元:AppleInsider