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macOS向けユーティリティを展開するMacPawは、AIスタートアップのLiquid AIと長期的な戦略的パートナーシップを締結し、Macアプリ全体で動作するオンデバイスAIレイヤーを共同開発することを発表した。

今回の協業では、Liquid AIが開発するLiquid Foundation Models(LFM)(動的な時系列データ処理に適した軽量AIモデル)をMac向けに最適化し、MacPawが持つローカル処理技術(記憶管理のMnemos、推論エンジンのElix)と統合する。
第一段階として、MacPawのmacOS向けAIアシスタント「Eney」にこの統合スタックが搭載される。Eneyはすでに推論や検索、履歴管理をローカルで行う構成へ移行しているが、今回の提携によりアプリ横断での文脈理解と実行機能がさらに強化される。
MacPawはEneyでの検証を経て、自社の他製品にも同技術を展開する予定だ。さらに、サブスクリプション型アプリサービス「Setapp」を通じて、Macのサードパーティ開発者向けにもこのAIスタックを開放する計画を示している。開発者がアプリのコンテキストや機能をEneyへ露出できるようになることで、ユーザーは自然言語で多様なMacアプリを操作可能となる。
編集部注: データのプライバシーを重視する日本企業のユーザーにとって、クラウドへデータを送信せずに Mac 端末内で高度なAI処理が完結するアプローチは、セキュリティ面で大きな利点となる。Setappを通じて国内開発者のアプリがこのAIレイヤーと連携することで、日本語環境における Mac 操作の利便性が飛躍的に高まると期待される。
引用元:9to5Mac