AI関連の最新ニュースをピックアップ
Google(グーグル)は、AI調査ツール「Gemini Notebook(ジェミニ・ノートブック)」の機能強化版について、「Google AI Pro」の全ユーザーに対する展開を完了した。資料を読み込ませるだけで、AIが自らコードを記述・実行して目的の成果物を生成する。
強化版のGemini Notebookには「secure cloud computer(安全なクラウドコンピュータ)」と呼ばれる専用のコード実行環境が各ノートブックに割り当てられている。これにより、テキストの要約や回答にとどまらず、資料内の数値の集計・計算やデータの可視化を自発的に行う。
出力できるファイル形式は広範に及び、PDFレポート、Excel表計算(xlsx)、Word(docx)、PowerPoint(pptx)、グラフ画像(PNG/SVG)に対応する。また、問題集の作成を依頼した際には単なるテキストではなく、対話形式で解けるクイズアプリの形で出力される。

従来の文章生成AIツールでは、コードの実行やグラフ生成には追加の手動操作や外部プラグインが必要であった。今回の更新ではGemini 3.5とエージェント基盤「Antigravity」が連携し、バックエンドで自発的にPython等を走らせて結果のみを成果物として提供するため、実務における資料作成コストが大幅に削減される。
GoogleはAIツールを「単に質問に答える存在」から「コードを実行して具体的なファイルやアプリケーションを生み出すエージェント」へと変化させている。Proプラン先行での提供だが、教育・ビジネス現場での実用性が非常に高く、今後の利用層拡大が予想される。
引用元:PC Watch