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AIインフラストラクチャおよび 液浸冷却(サーバーなどのIT機器を特殊な絶縁性のある液体の中に沈めて直接冷却する効率的な排熱技術)ソリューション大手の「Submer Group」(バルセロナ創業)は、データセンターおよび通信ネットワーク向けサプライチェーン大手の「Netceed」と戦略的販売パートナーシップを締結したことを発表しました。
NetceedはEMEA(欧州、中東、アフリカ)地域における価値付加ディストリビューター(VAD)として、Submerの液浸冷却技術を用いたフルスタックAIインフラストラクチャソリューションを展開します。
近年、欧州諸国を中心に「ソブリンAI(データや計算インフラの主権を自国内で管理するアプローチ)」を担保したデータセンター構築の需要が急増しています。
本協業により、大手通信キャリア(Telco)やデータセンタープロバイダーは、米国のハイパースケーラー(Amazon、Google、Microsoftなど)の巨大クラウドインフラに過度に依存することなく、自社または国内の地域インフラ内にAI演算システムを迅速にデプロイすることが可能になります。
Submerが提供するフルスタックAIインフラストラクチャサービスは以下の領域をカバーします。
Netceedが持つ約1500社のサプライヤーネットワークを活用し、これらの技術が統合されたシステムパッケージとして各地の顧客に提供されます。
AIサーバー(NVIDIAのBlackwellなど)の急激な性能向上に伴い、従来の空気ファン冷却(空冷)による熱排出能力はすでに物理的な限界に達しています。
空冷システムでは冷却ファンの回転に膨大な電力を消費し、かつサーバーラックの配置密度を高くできないという土地・設計上の制約がありました。Submerの液浸冷却システムを適用することで、消費電力の大幅な削減(冷却用の電気代カット)と、同一面積内におけるAI演算能力(密度)の飛躍的な増強が同時に達成されます。
現在、Submer Groupは世界中で500メガワット以上の液浸冷却システムを導入した実績を持ち、南北アメリカ、EMEA、APACに8ギガワット以上の電力が確保されたデータセンター用用地を確保しています。本パートナーシップを通じて、欧州周辺エリアでの効率的なAIインフラ普及が加速するとみられます。
引用元:Submer Group