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米Anthropicは7月10日、開発者向けのターミナル(コマンド入力画面)型AIコーディングエージェントツール「Claude Code」の最新バージョン「v2.1.206」を公開しました。今回のアップデートでは、コマンド周りの改善や設定の追加、不具合の修正が多数含まれています。
新たに /cd コマンドでディレクトリパスの自動提案機能が追加されました。また、/doctor(システム診断コマンド)において、リポジトリ内にチェックインされた CLAUDE.md ファイルの記述のうち、コードベースから自動で推論可能な不要なテキストをカットしてファイルをスリム化する提案を行うチェックが導入されました。さらに /commit-push-pr 実行時、通常の「origin」リモートだけでなく、設定された remote.pushDefault や、リモートが一つしか設定されていない場合の唯一のリモートに対しても自動で git push を許可するようになっています。
/login コマンドがAnthropic運営のパブリックゲートウェイエンドポイント(接続窓口)に対応しました。また、EnterWorktree コマンドでプロジェクト専用の .claude/worktrees/ ディレクトリ外にあるGitワークツリーに進入する際、セキュリティ保護の観点から事前に確認を求めるようになっています。さらに、アップデート直後にバックグラウンドで自動的に最新バージョンにアップグレードする仕組みが導入され、起動時の読み込みオーバーヘッドが低減されます。
セッション期限切れの際、誤解を招く「There's an issue with the selected model(選択したモデルに問題があります)」というエラーが出る代わりに /login の実行を促すよう修正されました。また、claude --resume や --continue の起動時にキー入力が効かなくなる問題や、MCP(Model Context Protocol)サーバー使用時に60秒で強制タイムアウトしてしまう設定上のバグなどが修正されています。
「Claude Code」はターミナルでの対話を通して爆速のコーディングやGit連携を実現するエージェントとして開発者の間で急速に普及しています。今回のアップデートにより、より細かなバグが修正され、動作の安定性と操作性が向上したことで、開発ワークフローの一層の効率化が期待されます。