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データ分析大手の米Palantir(パランティア)のアレックス・カープCEOは、米CNBCのインタビューにおいて、OpenAIやAnthropicといった最先端AIモデル開発企業のビジネスモデルを痛烈に批判しました。カープ氏は、AI企業が自らの優位性を築くために顧客の機密データや知的財産(IP)を吸い上げる現状に対し、企業顧客は「プライベートでは激怒している」と言及。その解決策として、NVIDIAとの提携によるセキュアなオンプレミス(自社所有インフラ)AI環境の提供をアピールしました。
カープ氏は、OpenAIのサム・アルトマンCEOやAnthropicのダリオ・アモデイCEOの実名を挙げたうえで、「自らの競争力を高めるためになぜ顧客がデータへのアクセス権を渡さなければならないのか」と疑問を呈しました。現在の多くのクラウド型AIサービスは、企業データをAPI経由などで送信して処理させるモデルですが、これは「顧客が何も価値を得られず、知的財産だけが奪われる」リスクを孕んでいると主張。さらに、AIモデルの実力が過大評価され、トークン(文字や単語の処理単位)ごとの課金に終始している販売姿勢についても無責任であると糾弾しました。
また、カープ氏は国防分野でのAI活用についても言及。米国の安全保障や戦場における意思決定を、シリコンバレーの限られた企業倫理や「コンセンサス(業界内の合意形成)」によってウェイト調整されたAIモデルにアウトソーシングすることは極めて危険であると警告しました。
Palantirはこれらの懸念への対抗策として、NVIDIAとの提携を発表しました。NVIDIAのオープンモデル(中身が公開されたAIモデル)である「Nemotron」をベースに、米政府機関や重要インフラ企業向けに「エアギャップ環境(外部ネットワークから完全に隔離された環境)」で動くカスタムモデルを構築します。これにより、顧客は自社内のインフラでデータを学習させつつ、モデルの構成パラメータ(重み)の所有権を完全に自社で保持し続けることができます。
フロンティアモデルを開発する企業がデータと知見を独占する流れに対し、インフラからデータ、モデルの所有権までを顧客自身がコントロールする「オンプレミス・オープンモデル」への回帰を求める動きが強まっています。NVIDIAとのタッグにより、セキュリティを最優先する防衛・行政機関や大企業において、クラウドに依存しない独自のAIインフラ構築の重要性がさらに高まると見られます。
引用元:ITmedia AI+ | SiliconANGLE
ITmedia AI+
パランティアCEOがOpenAIやAnthropicを批判 「AIモデルを強化するためのデータをなぜ顧客が渡すのか」
Palantirのアレックス・カープCEOがCNBCのインタビューで、OpenAIのサム・アルトマンCEOやAnthropicのダリオ・アモデイCEOの名前を挙げつつ、フロンティアモデル提供企業が顧客のデータを使って競争優位性を確保する業界の現状を批判した。対抗して打ち出したのがNVIDIAとの提携だ。
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2607/06/2000000161
SiliconANGLE
When the sovereign AI diagnosis goes prime time
When the sovereign AI diagnosis goes prime time - SiliconANGLE
https://siliconangle.com/2026/07/06/sovereign-ai-diagnosis-goes-prime-time