AI関連の最新ニュースをピックアップ
Googleが提供する音声対話型AI「Gemini Live」において、スマートフォンのカメラ映像内に映った物体を自動的に検出して強調表示する「Guided vision(ガイド付きビジョン)」機能を、ユーザーが任意で無効化できる設定項目が開発されていることが分かりました。Android向け「Googleアプリ」の最新テスト版ファイルの解析から明らかになりました。
Googleは2025年夏の「Pixel 10」シリーズ発売時に、対話型音声AIであるGemini Liveのカメラ映像共有機能「Guided vision」を導入しました。この機能は、ユーザーがスマホのカメラを何かに向けながらAIと会話すると、AIが映像内の特定の物体を自動でハイライト表示し、会話の文脈に沿ってその物体についての解説や操作指示を行うものです。
今回、Android向け「Googleアプリ」のバージョン 17.38.5.sa.arm64 のパッケージ内部コード(APK)を解析したところ、設定画面内に「Guided vision in Live(ライブ会話中のガイド付きビジョン)」というオンオフを切り替えられるスイッチ(トグルスイッチ)が実装されつつあることが確認されました。この機能は現時点の一般向けアプリでは表示されておらず、先行開発中の状態と見られます。
本設定をオフにした際、Gemini Liveのカメラ機能がどのように動作するのかはまだ完全に明らかになっていません。単にカメラへのアクセス許可を拒否するのか、あるいはGuided visionが導入される前の「物体のハイライトを行わないシンプルなカメラ映像共有モード」へと切り替わるのかなど、いくつかの可能性が推測されています。
カメラを利用したリアルタイムAI処理は便利である反面、自動で余計な物体を強調されたくないシーンや、カメラを起動したままで純粋に音声のやり取りだけを行いたいケースもあります。設定のトグルスイッチが追加されることで、ユーザー個人の使いやすさやプライバシーの好みに応じた細かなカスタマイズが可能になり、使い勝手の向上が期待されます。