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カナダ年金プラン投資委員会(CPP Investments:世界最大級の年金基金運用機関)は、スウェーデンのプライベート・エクイティ(PE:未公開株)投資会社EQT、およびその傘下でデータセンターの拡大を進めるEdgeConneX(エッジコネックス)と共同で、AI向けデータセンターインフラの構築に24億ドル(約3,800億円)を投資すると発表した。
CPP Investmentsのリアルアセット(不動産・インフラ等の実物資産)部門グローバルヘッドを務めるマックス・ビアゴシュ氏は、今回の投資は「持続的かつ長期的な需要ドライバーに支えられた分野への投資比率を高めるものである」と説明。安定的なリターンが見込めるセクターへの参入強化を図っている。
共同投資先であるEdgeConneXは、世界中に数十箇所のデータセンターを有し、AI需要を背景に急成長している事業者である。その強力な顧客関係と開発実績により、急拡大するインフラ仕様へ迅速に応えながら、年金受給者向けの長期価値を創出できると見込まれている。
同委員会はAI向けのデータセンター投資を急速に増やしている。先月(2026年6月)にも、インドのデータセンター事業者CtrlS Datacentersと最大10億ドルの出資を含む戦略的パートナーシップを締結しており、世界規模でインフラへの配分を拡大している。
巨額の資金力を誇る年金基金がAIインフラへの直接的な数十億ドル規模の投資を連発している事実は、AIデータセンターが長期かつ持続可能な「社会インフラ」と見なされ始めたことを表している。今後も機関投資家によるインフラへの資金流入は衰えず、世界的なAIデータセンターの拡大を推進すると見られる。