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米Meta(メタ)社が、スマートグラス(カメラやマイクを搭載したメガネ型端末)「Ray-Ban Meta」の一部のAI(人工知能)機能を月額サブスクリプション(継続課金)制「Meta One Premium」に移行することが、同社ウェブサイトのヘルプ記事より明らかになりました。これにより、騒音下での会話を聞き取りやすくする人気機能「Conversation focus(会話フォーカス)」の無償利用枠が、月3時間までに制限されます。
スマートグラスなどのハードウェアはこれまで一回限りの購入でほぼすべての機能が使えましたが、AIインフラの維持コストの高まりなどから課金モデルへの移行が進んでいます。Metaは、月3時間の無料枠の上限を超えて機能を利用したいユーザーに対し、月額料金を支払うプランの契約を求める形になります。
今回の課金対象には、主にデバイス単体やオンデバイス(クラウド通信を行わず端末内で処理する方式)で動作すると見られる音響処理機能も含まれており、「なぜ有料化するのか納得がいかない」という反発の声も上がっています。また、アクセシビリティ(障害者などの使いやすさ)に貢献する支援機能を有料化することへの倫理的批判も懸念されます。
Metaがウェアラブル端末のAI機能にサブスクリプションを導入したことは、他社のスマートグラスやAIピンなどのデバイス開発企業にも大きな影響を与える可能性があります。今後は、どのような付加価値機能を「プレミアム」として切り分けるかという価格戦略が、業界全体の新たな戦場となると見られます。
引用元:Mashable