AI関連の最新ニュースをピックアップ
米GitHubは7月2日、企業向けプランの管理者向けに、すべての「GitHub Copilot」クライアントで発生したAIエージェントのセッションデータ(プロンプトや回答、ツール呼び出し履歴)をリアルタイムで取得できる「agent session streaming(エージェント利用ログ配信)」機能のパブリックプレビュー(一般試用版)を開始しました。これにより、企業全体でのAIの利用状況を正確に可視化し、ガバナンスとセキュリティの維持管理に役立てることが可能になります。
この機能は、github.com上のクラウド環境に加え、VS CodeやVisual Studio、さらにはJetBrainsやEclipseといった提携他社の開発環境(IDE)、およびコマンドラインツール(CLI)など、すべてのGitHub Copilot利用チャネルをカバーしています。
取得したデータは、SIEM(セキュリティ情報イベント管理:社内のログを集約し監視するシステム)ツールや任意のイベント収集システムへリアルタイムで自動送信できます。Microsoftのクラウド型監査ツール「Microsoft Purview」への直接送信もサポートされます。また、オンデマンドで過去48時間分のデータを抽出するためのREST API(特定の仕様に基づき情報を取得する通信窓口)も用意されています。
生成AIの企業導入が進む中、データの機密性保持や不適切なAI利用の監視はシステム管理者にとって大きな課題となっています。GitHubが今回、利用実績の直接的な監査経路を公式に提供したことで、セキュリティ基準の厳しい大企業でもCopilotの導入・展開がさらに容易になると見られます。
引用元:The GitHub Blog