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米調査報道メディア「The Atlantic」の調査により、SunoやUdioなどの大手音楽生成AI、さらにGoogleやStability AIなどのAIモデルの学習データセットとして、数千万曲におよぶ音楽データが無断でスクレイピングされて配布されている実態が明らかになりました。The Atlanticはこれを受け、自身の楽曲が学習に使用されたかをユーザーが検索できるデータベース「AI Watchdog」を公開しました。
調査で見つかった大規模な音楽データセットの多くは、YouTubeやSpotifyからの違法ダウンロードツールを使用して構築されており、アーティストへのロイヤリティ還元の仕組みを侵害しています。AI開発者は、自動化ツールを使ってこれらのリンク先から直接音源ファイルをダウンロードし、AIモデルの学習に使用していました。
これらのデータセットについて、Googleの「MusicLM」などの論文や、Stability AIの音声生成プロジェクトの論文において、モデルの訓練に使用されたことが明記されていることが判明しました。音楽生成AIを巡っては、すでに三大音楽レーベル(ソニー、ユニバーサル、ワーナー)がSunoやUdioに対して著作権侵害訴訟を起こすなど対立が激化しています。
今回、The Atlanticによって具体的な学習データの規模と入手経路が実証されたことは、今後の法廷闘争においてレーベル側に強力な証拠を提供する可能性があります。また、「AI Watchdog」は、AI業界に対する学習データの透明性向上を求める法規制や圧力がさらに強まる契機となるでしょう。

GIGAZINE
It has been pointed out that tens of millions of songs are being distributed - gigazine.net
The news blog specialized in Japanese culture, odd news, gadgets and all other funny stuffs. Updated everyday.
https://gigazine.net/gsc_news/en/20260621-songs-mashed-into-ai-generated-music

GIGAZINE
何千万もの楽曲がAIのトレーニングに利用可能なデータセットとして配布 - gigazine.net
何千万もの楽曲が収録されたデータセットがAIトレーニングに利用されていると、The Atlanticが報じています。中には著作権で保護されている楽曲や、AIのトレーニングに利用するにはライセンス契約が必要な楽曲も存在すると指摘されました。
https://gigazine.net/news/20260621-songs-mashed-into-ai-generated-music