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Appleが開催した開発者向けイベント「WWDC26」において、次期OSに搭載される新たな音声アシスタント「Siri AI」が公開されました。Appleは従来の自前主義から方針を転換し、ライバルであるGoogleとタッグを組んで「Gemini」ベースの共同開発モデルを採用。現地でのデモや、実際にデベロッパーベータ版を導入した実機検証から、極めて実用性の高い仕上がりが明らかになりました。
Siri AIの基盤となるのは「Geminiベースのモデル」であり、オンデバイス処理とクラウド処理を組み合わせることで大きな進化を遂げています。デバイス内にあるメッセージ、メール、メモ、カレンダーなどの個人データを横断的に把握・処理することができます。 「妹がオススメしていたポッドキャストは何?」と質問すると、数日前にメッセージアプリで妹から送られてきた内容をSiriが探し出して番組を表示し、そのまま再生を開始できます。また、「明日のフライトは何時?」と尋ねるだけで、大量のメールの中から予約情報を探し出して航空会社や時間を正確に回答することが実機で確認されました。
Siri AIの提供は英語版が年内からスタート(EU圏を除く)する予定です。日本での提供時期は公式には未発表ですが、ベータ版の実機において英語設定の状態でSiri AIに「日本語も使える?」と質問すると「大丈夫」と返答され、実際に「フライトの確認」などを日本語で指示した場合でも正確に処理を実行できました。このため、日本語の正式提供も大幅に遅れることなく登場するのではないかと期待されています。
GoogleのAI技術を採用し、プライバシー保護と安心安全を両立させながら生まれ変わる「Siri AI」は、単なる音声コマンド実行ソフトから、ユーザー個人の文脈を深く理解する「真のパーソナルエージェント」へと飛躍を遂げました。デバイス内のインデックス作成完了後は、メール検索などの手間を大幅に削減し、iPhoneの利便性を劇的に向上させます。