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Amazon Web Services(AWS)は、フルマネージド型(インフラ管理不要で利用できる)生成AIサービス「Amazon Bedrock」において、OpenAIのフロンティアモデル(最先端モデル)である「GPT-5.5」および「GPT-5.4」、さらにコード生成やデバッグを支援するAIエージェント「Codex」の一般提供(GA: General Availability)を開始しました。AWSの強固なセキュリティやガバナンス(統制)環境下で、トークン単位の従量課金(使用したデータ量に応じた支払い)によりOpenAIの最新モデルが利用可能になります。
開発者は、OpenAIのPython用SDK(ソフトウェア開発ツール)やcurlコマンドを用いて、Amazon Bedrockの推論エンジン経由でGPT-5.5およびGPT-5.4を呼び出すことができます。すべてのデータ処理はユーザーが指定したリージョン(データセンター設置地域)内に留まるため、企業のデータがモデルの再学習に利用されることはありません。料金体系は初期費用不要の従量課金制であり、利用した文字量に応じたトークン単位で課金されます。
コードの自動生成、リファクタリング(プログラムの整理・最適化)、デバッグなどを支援する「Codex」がBedrock経由で動作可能となりました。Codex CLIやデスクトップアプリ、およびVS Code(Visual Studio Code)等のIDE(統合開発環境)拡張機能において、Amazon BedrockのAPIキーやAWSの認証情報を設定することで、安全にコード開発フローと連携させることができます。

提供開始時点で、GPT-5.5は米国東部(オハイオ)リージョン、GPT-5.4は米国東部(オハイオ)および米国西部(オレゴン)リージョンで稼働します。AWSの発表によると、モデルの応答速度(レイテンシ)は設定した思考ステップの負荷やプロンプトのサイズ等によって変動します。また、高負荷時にはリクエストを即座に拒否せず、キュー(処理待ち行列)に蓄積して順次処理するスケーリング制御が導入されています。
AWSが自社プラットフォーム上でOpenAIのフラグシップモデルのGA(一般提供)を開始したことは、クラウドAI市場における大きな転換点になると見られます。多くの企業がすでにインフラとして採用しているAWS上で、既存のセキュリティポリシーを維持したまま、最高水準の推論性能を持つGPT-5.5や開発者向けエージェントCodexを組み合わせられるようになるため、企業システムにおける生成AIの本格的な導入と開発生産性の向上がさらに加速すると予想されます。

Amazon Web Services
Get started with OpenAI GPT-5.5, GPT-5.4 models, and Codex on Amazon Bedrock - aws.amazon.com
OpenAI frontier models GPT-5.5 and GPT-5.4, and Codex, the OpenAI coding agent, are available on Amazon Bedrock. Deploy frontier models on Bedrock
https://aws.amazon.com/blogs/aws/get-started-with-openai-gpt-5-5-gpt-5-4-models-and-codex-on-amazon-bedrock

AI Watch
GPT-5.5などOpenAIのモデルとCodexがAWSで利用可能に - ai.watch.impress.co.jp
OpenAIは、同社の最新モデルGPT-5.5やGPT-5.4、CodexがAWSで一般提供が開始となったと発表した。AWSの顧客が、既に利用しているプラットフォームを通じ、OpenAIを活用し開発を行なうことが可能となる。
https://ai.watch.impress.co.jp/docs/news/2113821.html