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米Qualcomm Technologiesが、エントリークラスのノートPC向け新プロセッサ「Snapdragon C Platform」を発表しました。このプロセッサは、300ドル台からの手頃な価格帯のWindowsノートPC向けに設計されており、日常用途に十分な応答性能、静音性、長時間のバッテリー駆動、そしてAI機能を提供することを目的としています。学生や家庭、小規模事業者などを主なターゲットとし、2026年内の搭載デバイス発売が予定されています。
Snapdragon Cは、Webブラウジングや動画視聴、文書作成、ビデオ会議などの一般的な用途に最適化されています。ファンレス設計が可能な発熱の少なさと、終日利用できる長時間のバッテリー駆動が主な特徴です。また、エントリークラスながらNPU(Neural Processing Unit)を統合しており、ローカルAI処理にも対応しています。
初期のOEMパートナーとしてAcer、HP、Lenovoが挙げられており、Acerからは初の搭載ノートPC「Acer Aspire Go 15」が発表されました。同モデルは15.6型のフルHDディスプレイ、Windows 11 Home、最大8GBのメモリ、最大512GBのストレージを搭載し、Wi-Fi 6Eや豊富なインターフェースを備えています。
一方、Snapdragon Cは上位の「Copilot+ PC」要件は満たしていません。Oryon CPUコアではなく、旧世代のKryoコアをベースにしているため、フラッグシップ機とは一線を画す位置づけとなります。
Snapdragon Cの登場により、これまで高価格帯が中心だったArm版Windows PCが、コストパフォーマンスを重視する層にも広く普及することが期待されます。MicrosoftもWindows 11のメモリ使用量削減や応答性向上のアップデートを進めており、低価格帯PCでのユーザー体験向上が後押しされています。
また、Appleが3月に発売したエントリー向けMac「MacBook Neo」の強力な対抗馬として、300ドル台の手頃なノートPC市場における競争がさらに激化することが予想されます。