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アンソロピックは、最新モデル「Claude Mythos」のプレビュー版を活用したサイバーセキュリティ防衛イニシアチブ「Project Glasswing」について、プログラム開始から1ヶ月で1万件以上の深刻な脆弱性を発見したと発表した。
同プロジェクトは、AWS、Apple、Cisco、Google、Microsoft、NVIDIAなどの主要テック企業やセキュリティ企業が参画する共同の取り組みである。
初月において、AIは1,000以上のオープンソースプロジェクトのコードを分析し、人間による検証を経て、最終的に1,094件の「高」または「緊急」の深刻度を持つ実在の脆弱性を特定した。特にIoT機器やネットワーク機器で広く使われている「WolfSSL」における深刻な脆弱性(CVE-2026-5194)などが検出され、すでに複数の修正パッチの適用やセキュリティアドバイザリの公開につながっている。
しかしアンソロピックは、AIによって脆弱性を発見する速度が、エコシステムが修正パッチを適用する速度を大幅に上回っており、この「パッチ適用ギャップ」がサイバーセキュリティ上の重大な構造的課題になっていると指摘した。
また、Mythosクラスの強力なモデルが悪用された場合、現状では十分な防御策がないため、アンソロピックは同モデルの一般公開を制限し、防衛イニシアチブを通じて世界のセキュリティを先んじて強化する方針を示している。