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米Anthropicは、ターミナル上で動作するAI開発支援CLIツール「Claude Code」の最新バージョン「v2.1.147」および「v2.1.146」をリリースした。
今回のバージョンでは、REPLやWorkflowツールのサンドボックス(v2.0.24〜2.1.89等に影響)において、プロトタイプ汚染(prototype-pollution)やthenableベースのエスケープを利用して制限された実行環境からシステムリソースへアクセスできてしまうサンドボックス回避(sandbox bypass)脆弱性への強力な防御策(Hardening)が静かに導入された。
新機能としては、決定論的マルチエージェントオーケストレーションを可能にする「Workflow」ツールが試験的に追加された(CLAUDE_CODE_WORKFLOWS=1で有効化)。また、従来の /simplify コマンドが「**/code-review**」へと名称変更され、指定したエフォートレベルでの正確性バグの検証やGitHub PRへのインラインコメント投稿がサポートされた。
一方、開発者向け公式X(@ClaudeDevs)からはプログラム利用に関する重大な料金体系改定が発表された。6月15日以降、Claude Agent SDKやCLIのプログラム利用、GitHub Actionsなどはフラットレート(定額)のサブスクプールから除外され、割り当てられた月間クレジット(Proプランは20ドル、Maxプランは最大200ドル)を消費する形となり、超過分はAPI従量課金となる。
この実質的なunbundling(切り離し)によるコスト負担増は大規模ユーザーに波紋を広げており、Microsoftが社内の Claude Code ライセンスをすべてキャンセルしたと報じられている。同社の規模であっても、トークンベースの従量課金へ移行することで発生するコストが維持不可能(untenable)と判断されたためとみられる。