AI関連の最新ニュースをピックアップ
NVIDIAは2026年5月20日、2027年度第1四半期の決算を発表し、AIチップへの強固な需要を背景に市場予想を大幅に上回る業績を報告しました。
売上高は前年同期比 85%増の816億ドル に達し、その大半を占めるデータセンター部門の売上は 752億ドル と過去最高を更新しました。 好業績を受けて、同社は四半期配当を1株あたり0.01ドルから 0.25ドル へと大幅に引き上げるとともに、800億ドル 規模の自社株買い枠を新たに追加設定しました。
また、ジェンスン・ファンCEOは決算発表の中で、次世代AIプラットフォームである Vera Rubin の進捗や、物理法則を理解する「物理AI」エージェント向けの専用プロセッサ構想に言及し、AIファクトリーの構築が人類史上最大のインフラ拡張であると強調しました。
さらにNVIDIAは同日、シンガポールで開催された「ATxSummit 2026」において、同国初となる AI研究ハブ(NVIDIA Research Hub) の設立を発表しました。 このハブは、ロボティクスや自律輸送といった物理世界と対話する 「物理AI(Embodied AI)」 の実証、およびAI計算インフラの効率向上に特化します。 シンガポール政府が主導するロボットの実証テストベッドとも密接に連携し、同社は東南アジア市場でのAIインフラ構築の主導権を握る構えです。